拷問1
ここは、とある民家の地下室。
そこには全裸で椅子に座らされ、手枷と足枷に拘束され身動きの取れない少年と、一人の美女がいた。
女の名は六導玲霞(りくどうれいか)。色々な事情があり、一般人の身でありながら聖杯戦争に巻き込まれた
黒のアサシンのマスターだ。
玲霞は黒のアサシンに魔力を供給するため魔術師の心臓を集めている最中だった。
殺してからまた一から探すのは手間がかかるため、他の場所に住んでいる魔術師を拷問して
情報を聞きだしてから殺す、というのが彼女のやり方になっていた。
この民家も、そんな運の悪い家の一つ。
少年は、上の階で拷問で苦痛に耐えきれず泣き叫ぶ両親の声を聞かされながら地下室に隠れていたが、
拷問が終わった後地下室に来た玲霞に見つかってしまった。
怯えている少年の頬を撫でながら、甘い声で尋ねる。
「ご機嫌いかがかしら。私の名前は六導玲霞、さっそくだけどあなたが知っている魔術師さんの家がどこにあるのか・・・教えてくれないかしら?」
「ひっ・・・」
「あなたのパパとママにも聞いてみたんだけど、そこはもうすでに廻った家だったの。だから、他にはありませんか?って尋ねていたらいつのまにか死んでいたの」
少年は聞きたくないとばかりに耳を塞ごうとする。しかし手錠を嵌められているので、その行為は叶わない。
少年はまだ魔術を使うことができないので手錠を壊すのは不可能だった。
そういった情報も上の階で息絶えている両親から入念に聞きだしている。
「だから、もう聞ける人はあなたしかいないの。教えてくれたら命だけは助けてあげるわ・・・」
当然、嘘である。少年を生かしておくメリットは玲霞にとっては全くない。
逃がした少年が他の魔術師に伝えて、そこからさらに他のマスターの耳に入ったら追い込まれるのは自分たちだ。
少年が選べるのは楽に死ぬか、苦しんで死ぬかの二つだけである。
だが少年が知っているのは祖父の家一つだけである。
身内を売ることなんてできないと彼の中の善意が訴えかけていた。
「お・・・教えない」
「教えない?なら知ってるっていうことね・・・」
そういうと玲霞は、ポケットからペンチを取り出した。
それで少年の伸びている人差し指の爪を一気に引き剥がした。
「い、ぎゃあああああぁああ!!!!」
「すごい悲鳴ねぇ・・・」
他人事のようにつぶやいた後、地下室のドアに目をやる。
この厚さの扉なら上で寝ているアサシンの耳まで悲鳴が聞こえることはないだろう。
彼女にはゆっくり休んでいてほしい。
「言う気になった?」
「誰がお前なんかに・・・」
「お前?」
べりっ
「あぁぁああああああ!!!!」
二枚目の爪を剥がされる。
足のつま先から頭の頂点まで突き抜けるような痛みが少年を襲う。
「年上の女の人にそんな口の聞き方はよくないわ。ご両親の教育があまりよろしくなかったのかしら・・・」
「くっ・・・」
少年の心はまだ折れてなかった。
たとえ爪を10枚はがされようが目の前の美女に屈することはないと、そう思っていた。
自分の足にかけられている液体を見るまでは。
「膝より上までかけたら体全体燃えちゃうから・・・このくらいでいいかしらね」
「え・・・」
一瞬思考が停止する。
嗅ぎなれたことのある匂い。
これは・・・
「分かっていると思うけど、ガソリンよ。教育も兼ねて・・・今からあなたの足を燃やすわ」
「や、やめ」
カチッ、と手にしているライターに火を付け何のためらいもなくガソリンまみれの少年の足にかざす。
シュボッ
勢いよく少年の足が、キャンプファイヤーの火のように燃え上がる。
「っあっづ、あああああああああ!!!!!あついあついあつい!!!」
めちゃくちゃに暴れまわり、天を仰ぎ絶叫する少年。
しかし、鉄製の拘束は外れるどころか、少年の体に新たな傷を生成していく。
「暖かいわねぇ・・・」
目の前で何の罪もない子供が自分の手によって苦痛にあえいでいるのに、玲霞は全く場違いな感想を抱く。
彼女にとっては拷問にもなるし、一時の暖房器具にもなるという程度の感覚でしかない。
「あついあついあつい!!!やめて火を止めてぇぇぇえ!!!!」
「止めてください、でしょう?」
「ああぁぁああああぁぁあああああああ!!!!!!!」
少年に玲霞の声は聞こえてない。
彼にあるのは絶叫と、一方通行の懇願のみである。
「はぁ、仕方ないわねぇ・・・」
これ以上燃やしていると太ももを伝い、内臓にまで到達する。
それでは情報を聞き出せなくなるので消火器で火を消すことにした。
ホースから勢いよく水が放たれ、少年の足の火が鎮火する。
焼けた肉の良い匂いがあたり一面に漂う。
だがそれが人間から発せられていると分かれば食欲も失せてしまうだろう。
「ついでに拘束も外してあげるわ」
ガチャン、と手足の拘束を手際よく外して椅子から乱暴に引きずり落とし、地面に寝かせる。
火が消えても少年は荒い呼吸を繰り返し震えていた。
「あなたの足、凄いことになってるわよ。ほら見て」
放心状態の少年の頭を無理やり足に向けさせる。
血色のよかった足の面影はどこにもなく、つま先から膝あたりが赤黒く変色していた。
少年は、これが自分の足だと信じられないのかしばらく茫然としていた。
拷問2
「もう自分で立つこともできないわねぇ・・・そろそろ言う気になった・・・ってあら?」
少年は玲霞の言葉を無視し、扉のほうに這いずっていた。
内側からは鍵がかかっているので出ることができない。
開けるための鍵も玲霞が持っている上に、そもそもあの足では仮に開けられたとしても階段を上ることはできないだろう。
どうするつもりなのだろうかと思い玲霞は、近くにあった椅子に腰をかけ、長い脚を組みながら傍観することにした。
扉に辿り着いた少年は立ち上がることができない体で必死にドアの取っ手に手をかけ、ガチャガチャと引っ張る。
当然開かないので扉を押したりバンバン叩いてみるが鉄製の扉はびくともしない。
「うぅ・・・ぐすっ」
もうどうあがいても逃げることができないと理解したのか、少年は床に突っ伏して泣き始めてしまった。
「・・・クスッ」
少年のあまりの惨めさに玲霞は思わず笑みを溢す。
元の位置に少年を連れ戻そうと、椅子から立ち上がり少年に足音が聞こえるようブーツをコツコツ鳴らしながらゆっくりと近づいていく。
少年は現実から逃れるためか両手で耳を塞ぎうずくまってしまった。
「そんなに怯えちゃって・・・男の子なのに格好悪いわよ?」
そう言うと玲霞は少年の脇腹を思い切り蹴りつける。
ドスッ
「ぎぃっ!!!」
蹴られた箇所を手で覆い隠そうとした瞬間、鳩尾にブーツの先端が突き刺さる。
ドスッ
「う、おええぇええええ!!」
びちゃびちゃびちゃ、と胃液を吐きだす少年。
「あらあら、吐いちゃったわ。」
しかし少年が吐いても蹴るのをやめる様子はない。
次は顔面に蹴りを叩き込む。
バキッ、と小気味の良い音がして少年の鼻が歪な形に変形した。
「うわああああ!!いたいよおおおおお!!!」
鼻を押さえ涙を流し、悶絶する少年。
絶叫を無視し、もう一度鼻を押さえている手の上から蹴りをお見舞いすると、少年の小さな手の骨にひびが入った。
ペキッ
「あああああああ!!!!」
「まだ終わらないわよ・・・」
すると玲霞は、顔を守らせないために少年の腕を片方掴み、そのまま顔面を何度も何度も踏みつける。
ドカッ! グシャ!
蹴られ、踏みつけられるたびに少年の顔の形が醜く変形していく。
顔の至る所が内出血し、唇が切れ、鼻血も出している。
歯も何本も折れてる。
倒れている人間に暴力を振るう時に、相手の顔面を本気で蹴れる人間というのはそうはいない。
ましてや、子供の顔をサンドバックを蹴る時みたいに一切の手加減をせず、性的に興奮するわけでもなく蹴ることができる玲霞は異常の一言に尽きる。
「ふぅ、いい運動になったわ」
「ハァ・・・ハァ・・・」
少年は顔面を数十発蹴りつけられ踏まれたりされ、もう息も絶え絶えだった。
「もう逃げられないって分かったかしら・・・?」
この状況に全くふさわしくない、穏やかな笑顔でのんびりと尋ねる。
「はい・・・もう、逃げま・・せん。許して・・・ください」
「そう、よかったわ。運動して疲れたから少し休憩しましょうか」
休憩
それは少年をさらなる絶望に落とす言葉だった。
休憩があるということは、まだ拷問が続くということでもある。
「あ・・・あぁ・・・」
もうこんな地獄には耐えられない。
少年はついにあの決断を下そうとする。
「あら、どうしたの?」
少年は玲霞の足の甲に頭をたれながらに声を絞り出す。
「言い・・ます・・おじいちゃんの・・家」
恥もプライドもすでに吹き飛んでいる。
「なら・・・教えてもらえるかしら?」
にっこり微笑みながら問いかける玲霞。
やっと地獄がら解放されるという安心感からか、それとも祖父を売ってしまった罪悪感からか、ボロボロと涙を流しながら祖父の居場所を話した。
休息
「なるほど・・・そこはまだ行ってなかったわ」
うなずきながらメモをとる玲霞。
その言葉を聞いて不謹慎ながら少年は安堵する。これで、ようやく終わるのだ。
だが、次の一言が再び少年を絶望させる。
「それじゃあ他のお家も教えてくれる?」
「え・・・」
思ってもない質問だった。一つ答えたら解放されると信じていた少年は言葉を失った。
言葉に詰まる少年のお腹にまた玲霞は渾身の蹴りを叩き込む。
ドスッ、と鈍い音がし、またもや少年は嘔吐する。
「ごふっ、おえええええ!!!!!」
「・・・聞こえてる?他の家を教えてほしいって聞いたのだけれど」
「知りません!!、一つしか知らないんです!!信じてください!!!」
「本当かしら・・・?とにかく、少し休憩しましょうか。そうしたら何か思い出すかもしれないわ」
喚く少年の髪の毛を掴み、ずるずると引きずり椅子があるところまで移動させる。
そのまま玲霞は椅子に腰かけ、足を組みながらペットボトルに入った水を飲む。そのとき玲霞は自分の靴の汚れが目立つことに気付いた。
少年をいたぶった時についた血や、地下室の地面に溜まった煤などである。
「ねぇ」
玲霞が声をかけると俯いていた少年の体がビクッと動く。
「私の靴・・・あなたのせいで汚れてしまったの。綺麗にしてもらえるかしら、あなたの舌で」
「・・・はい」
「綺麗に舐めとらないと・・・殺すわよ」
初めて明確に殺すと告げられ震えながら玲霞の靴に小さな舌を必死に這わせる。
煤や血のせいで少年の舌がたちまち汚れていくが、玲霞の機嫌を損ねないためか一生懸命舐める。
だが、玲霞は少年の様子には特に興味がなかった。靴が汚れたならまた新しく買えばいい。
靴を舐めさせているのもただ単に普通に休憩するのが退屈だと思ったからだ。
しばらく舐めさせていると右脚の汚れが取れてほとんど綺麗になっていた。
「次は左脚を舐めてくれる?」
脚を組み換え少年の眼前に左脚を突きだす。
それを黙々と少年は舐め始める。
そんな光景を見ながら玲霞は次に行う拷問について考えていた。
また、リンチによる拷問でもいいけど脚が疲れるのが嫌ね・・・。
いつもやっているナイフで体の肉を切り刻む方法は人体について知り尽くしているあの子が
するから拷問になっているのであって、私がすればすぐに殺しちゃうかもしれないわ。
なら、精神的な・・・例えば上の階で人の原型を留めていない両親と対面させるのもいいかしらねぇ。
あれこれ考えているとガラス製の戸棚の中に鞭があるのを見つけた。
単なるSMプレイで使うようなものではなく、おそらく加減を誤れば人を殺してしまえるような頑丈な一本鞭だ。武器にでも使っていたのだろうか?
ともかく次の拷問は決まった。
だがその前に休憩中の今のうちに、少年の生活について尋ねてみることにした。
今までたくさんの魔術師の家族を殺して回ってきたが、その際、その家の家庭環境や個人の趣味などを聞くのが玲霞の趣味になっていた。
あくまで彼女の趣味なので拷問ではなく、尋問である。
「もう舐めなくていいわ、お疲れ様」
やめていいと言われた瞬間がくっとうなだれる少年。
そんな少年に玲霞は優しく声をかける
「少しお話しましょうか、大丈夫、もう痛いことはしないから安心してくれていいわ。
知りたいのはあなた自身のこと・・・好きなことや嫌いなこと、学校の事とか友達の事、何でも聞かせてちょうだい」
玲霞は椅子から立ち上がり、少年と同じように地べたに座り込む。
「ほら、膝枕をしてあげるわ。こっちにきて」
突然のことに動揺する少年だったが拒否権などあるはずもなく素直に従った。
横になった瞬間、芳しい香水の香りが少年を包み込む。
道を歩いていたら誰もが振り返ってしまうような美女に膝枕されるのは、何も知らない第三者からすれば
うらやましい限りだろうが当の少年はガタガタ震え、怯えている。
「ならまずは・・・そうね、学校は楽しい?」
「っ!・・・はい」
「魔術師さんなのに普通の学校に行ってるのかしら・・・?」
「はい・・・」
「そうなのね、授業は真面目に聞いてるの?」
「あ、あの・・・あんまり・・・・」
「ふふっ、駄目じゃない。しっかり勉強しないと立派な大人になれないわよ?」
無論、少年に明日は無いのだが。
その後も少年の学校関係、友人関係、好きな人のことや所属している部活名など、
ありとあらゆる話題を根掘り葉掘り聞かれた。
そんなときふと玲霞は上の階に置いてあったものを思い出し、それについて聞くことにした。
「そう言えば上の階にピアノがあったわねぇ。この家の誰かが弾くのかしら?」
「マ、ママが良く弾いてくれました、歌とかも歌ってくれました・・・」
「音楽好きな方だったのね・・・実は私もピアノや歌が得意なの。
あなたのお母さんの歌声、一度聴いてみたかったわ」
悲鳴は沢山聴いたのだけれど、とクスクス笑う玲霞。
少年は拷問されていた母親の叫び声や絶叫を思い出し、吐き気を催すが口を押さえて耐える。
「あらあら、ごめんなさい。思い出させちゃったかしら」
玲霞は少年の頭を撫でて落ち着かせる。
「お詫び・・というほどでもないけど歌を歌ってあげるわ。私の好きな曲なの」
軽く息を吸いこみ、ソプラノの澄んだ綺麗な声が発せられる。
皮肉にもそれは少年が夜寝る時に母に歌ってもらっていた子守唄と同じ曲だった。
「~~~♪」
その歌声を聴きながら今の理不尽すぎる自分の境遇、もう二度と会えない両親のこと、そして何よりこんな聖母のような優しい声で歌える人が何故平然と殺人や拷問をして心が全く痛まないのか、色々なことが頭をよぎり自然に涙が溢れだす。
次第に眠気が少年を襲い始める。
これが夢だったらいいのに・・・
ある筈もない願望を抱きながらゆっくりと瞼を閉じ、しばしの眠りにつく。
拷問再開
少年を安眠から目覚めさせたのは母の声ではなく背中に走る度し難いほどの激痛だった。
「っがは!!」
「おはよう、目が覚めた様ね」
少年は自分が手をチェーンで拘束され、天井から吊るされていることに気がつく。
しかも足は地面に着くかつかないかの状態で、放置されているだけでも苦痛だろう。
その上足をバタつかせられないようにするためか、足枷まで付けられている。
玲霞は、少年の目の前まで歩いてくると悪魔の宣言をする。
「拷問の後半戦、始めましょうか。ストレートに鞭で責めてあげるわ」
「そ・・それは・・・」
玲霞が手にしているのは長さ2mほどの黒い一本鞭だ。
少年は知っている。あの一本鞭は人間用ではなく獣に使う霊装の一つであると。
本来なら魔力を流し込んで振るうものだが、それ無しでも絶大な威力を誇る。
あんなものを人間に、ましてや子供に使ったりしたら見るも無残な死体が出来上がるだろう。
「大丈夫よ、加減はするわ。だから・・・頑張って耐えてね」
玲霞は、もはやこれ以上少年は何も喋らないだろうと感じていた。
だからもう拷問の必要はなく、楽に殺してやることもできたのだが、夕食前なので
軽くお腹をすかせるためにじわじわと嬲り殺すことに決めた。
ズバァン!!
「あっがああああ!!」
聴いてるものを震え上がらせる音がこだます。
獣すら殺せる鞭が、非力で無垢な少年に振り下ろされる。
「ほら、やめてほしかったら他の魔術師さんの家を教えてね」
ズバァン!!
「ああああ!!!!もう知らないんです!!」
「残念ねぇ、なら苦痛が続くだけよ」
ズバァン!!
「ぎぃやああああ!!!!!」
「ふふっ・・・」
何回も何回も少年の体に鞭を振るい続ける。
焼け跡や痣だらけの体の上から新たに無数の鞭跡が刻まれていく。
体を鍛えている大人でも一発食らうだけで戦意喪失する一撃を華奢な体に何発も浴びせられる。
肉が少し裂け、吊るされている少年の体から血が滴り落ちる。
「ぜぇ・・・ぜぇ・・・」
「あらあら、止血しないといけないわねぇ」
楽しそうに言うと鞭を振るう手を止める。
少年に近づき、血が出ている傷口にライターの火を直接浴びせる。
「あぁぁああああああ!!!!!!!」
ジュボォォ、と肉が焼け、耐えがたい苦痛と引き換えに出血がおさまる。
「よかったわ、止血できたわね。他の傷口も焼いておきましょうか」
「もうやめてぇえええ!!お願いしますやめてください玲霞様ぁぁぁぁ!!!」
「玲霞様だなんて・・・大袈裟ねぇ」
クスクス笑う玲霞。
少年に擦り寄り、耳に吐息をかけ、耳たぶを甘噛みしながら囁く。
「だ・め、傷口を放置なんかしていたらバイキンが入っちゃうわ」
ジュボォォ!
二つ目の傷口に火が浴びせられる。
「ぎゃぁぁあぁぁああ!!!!」
「まるで楽器みたいねぇ。私があなたに苦痛を与えると、あなたは叫び声という名の音を奏でる・・・もう壊れそうだけど」
お母さんにも聴かせてあげたかったわね、私たちの演奏、と微笑する。
楽しいクイズ
「それはそうと・・・沢山叫んだせいでそろそろ喉が乾かない?」
「あ・・・が・・・」
玲霞の言うとおり少年の喉はカラカラだった。
数時間水分を取ってないうえに、数回の嘔吐まで繰り返していて軽度の脱水症状に陥っていた。
「少し水分を恵んであげるわ、上を向いて口を開けなさい」
俯いた少年の顎をくいっと持ち上げる。
吊るされてつま先立ちになっている少年だが、それでも玲霞の身長のほうが高い。
ようやく水が飲めると口を大きく開ける少年。
だが口に注がれたのは水ではなく、玲霞の唾液だった。
「!!??」
屈辱にまみれる少年だったが、そのわずかな唾液で必死に喉を潤そうとする。
そこまでさせるほど彼は水分に飢えていたのだ。
「お望み通り、水分を恵んであげたわよ。何か言うことがないかしら?」
「か、はぁ・・・はぁ・・ありがとう・・ございます」
当然、こんな程度で喉が潤せられるはずがない。
それを見越したうえで玲霞はある提案をする。
「ちゃんと水を飲ませてほしい?」
「っ!・・・はい」
「じゃあクイズをしましょう。正解できたら好きなだけ飲ませてあげるわ。・・・やりたい?」
「やらせて・・・ください」
「・・・分かったわ。クイズの内容は至ってシンプル、相手の背中に指で文字を書いて
何を書いたか当てさせるゲーム・・・小学校で友達とかとやらなかったかしら?」
それなら分かる。玲霞の言うとおり、少年は小学校で友達と休み時間にたまにやっていた。
だが、説明している時の玲霞の笑顔に嘲笑が入り混じっているのが気になった。
「た・だ・し、クイズに使うのは指ではなく・・・これよ」
玲霞の手にしているものを見て少年は愕然とする。
それは刃渡り10cm程のポケットナイフだった。
「これであなたの背中に文字を刻んであげるわ・・・何か質問ある?」
「や・・・やっぱり・・・やりたくな・・」
やりたくない、そう言おうとしたところで玲霞の鞭が飛んでくる。
ズバァン!!
「ぎゃあ!!」
「じゃあ、始めましょうか」
拒否権などある筈がない。
玲霞は少年の後ろに回り込むと、子供の軟らかい背中にナイフを入れる。
ぶちぶちぶち、と肉が裂ける音がして割れ目から血が噴き出す。
「ぎぃやああああああああ!!!!!」
「~~♪」
鼻歌を歌いながら、まるでキャンパスに絵を描いてるような感覚でナイフを振るう。
「あああああ!!!いたい!いたい!いたい!」
「あんまり暴れると字がずれて分かりにくくなるわよ?
まぁ私はどちらでも良いのだけれど・・・」
少年がどれだけ叫ぼうが、玲霞は文字を書く手を全く止めようとしない。
出血も激しく、次第に少年の背中が赤く染まっていく。
途中で玲霞は、少年の反応が面白いのか突き刺したナイフをぐりぐり回転させ、さらなる苦痛を与える。
少年は再び絶叫する。
「あぁぁぁ!!!」
「ふふ・・・あははははは!!」
―――愉しい
思わず自分の口から出た笑い声に、玲霞自身も驚いてしまった。
今までの人生で何の楽しみも見出せず、死んでるように生きていた私が笑ってしまうなんて・・・
これも、あの子に出会えたおかげね・・・
「・・・はい、書き終わったわよ。じゃあ当ててみて?」
「うぅっ・・ひっぐ・・・」
もはや痛みに耐えるだけで、文字など分かるはずもなかった。
「時間切れね。答えは私の名前でした。難しかったかしら?」
少年は答えない。息を切らして項垂れているだけだ。
黙る少年の腕に玲霞はナイフを根元まで突き刺す。
「あ、ぐぁああ!!!」
「クイズに答えられなかった罰ゲームとして、急所以外の部位をナイフで刺してあげるわ。
まだ死んだらだめよ・・・?」
再び腕にナイフを突き刺す。少年は叫び声をあげるがその声は最初と比べかなり小さくなっていた。腕だけでなく両肩、両手、太もも、背中、そして燃やされた膝下までありとあらゆるところをめった刺しにされた。玲霞は刺し方にも変化をつけた。一気に突き刺す場合もあればじわじわとナイフを挿入することもあった。そして時折少年の耳元で「痛い?」と蠱惑的な笑みで尋ね、少年の怯えた顔を楽しんだ。
裏切り
「これぐらいでいいかしら・・・」
数十か所の刺し傷をもって少年の罰ゲームは終了した。
傷から血が噴き出し少年の全身が赤色に染まる。
「そろそろ、拷問に戻りましょうか」
「あ・・・ぐ・・・」
「どうしたの?何か言いたそうね・・・」
震えながら口をパクパクさせているので玲霞は尋ねてみることにした。
「しに・・・た・・・くない」
この言葉に玲霞は少し驚く。
今まで何人もの大人を拷問してきたが、彼らは早く死なせてくれと五月蠅かったからだ。
あまりの苦痛に死んだほうが良いと思う様になったのだろう。
「そう・・・けど、ごめんなさいね、私は貴方を殺すわ。
運が悪かったと思って諦めてちょうだい。」
刹那、玲霞は今まで手加減をしてきた鞭を本気で叩きつける。
ズバァァァン!!、と轟音が響き、少年の胸から腹にかけて肉の一部が抉れる。
「ぐっ・・・」
少年は叫ばず、短く苦悶の声を発するだけだ。
もう叫ぶ体力すら残ってない。
しかし、玲霞の鞭は嵐のような猛攻で、少年の肉体に降り注ぐ。
「あっ・・・ぐっ・・・!」
「もう叫ぶ気力も無いのかしら?もっとあなたの声が聞きたいのだけれど」
「ぐふっ・・・はぁ・・はぁ・・・」
少年の反応が面白くないので、玲霞は精神面を責めることにする。
「実はね、ここの家の場所を教えてくれたのは、貴方のお爺さんなの・・・」
「え・・・?」
少年の顔が困惑する。
その顔を見て、玲霞は満足げに微笑む。
「ええそうよ、さっきのメモを取る仕草は演技。勿論彼も、最初はあなたみたいに絶対に言うもんかーって態度だったんだけどねぇ・・・」
どうやって聞きだしたか教えてあげるわ、と玲霞は少年の傍に近寄る。
「痩せ細った腰の悪いお爺さんを四つん這いにさせて、椅子代わりに足を組んで背中に座ってあげたの。
『体勢を崩すとお婆さんを殺します』って脅しながらね。そして目の前で私の・・・娘がお婆さんの形をナイフと硫酸で少しずつ変えていくショーを観させてあげたの。そしたら泣きながら『教えますから、妻の命は助けてください』って言って白状し始めたわ・・・余程奥様を愛していたのね」
「や・・・めて・・・」
少年の消え入るような声の懇願に、玲霞はクスッと笑う。
「情報を全部白状したあとは、二人を使って沢山遊んであげたわねぇ・・・私の娘がお婆さんの肌をナイフで抉ってお絵かきしはじめちゃって、お爺さんが『話したんだからやめてくれ!』って娘の楽しみを邪魔しようとするから、私は彼を別室に引きずってお仕置きすることにしたの」
少年は、今日何度目かの嘔吐をする。
胃液ではなく、大量の血を吐きだした。
「お仕置きっていうのが少しエッチなんだけどね・・・コップを渡して『私の靴を舐めながら、このコップが満杯になるまで精液を吐きだしてください、そうすればお婆さんの命は助けてあげます』って言ったの。出来るわけないんだけど、惨めに這いつくばって、靴を舐めながら必死にペニスをしごき始めたわ・・・
3発くらい出したら空打ちになっちゃって、まだ四分の一も溜まってないのに『もう出ない・・・』なんて彼が喚くから『これを見て頑張ってください』ってスカートを捲り上げて下着を見せてあげたの。そしたら子供みたいに泣いて、下着を凝視しながらまた扱きだしたわ。あまりにも無様で笑っちゃったわねぇ・・・」
大丈夫?もう死にそうね、と少年を案じながら話を続ける。
「そこで娘の作品が出来上がったからお爺さんに見せてあげることにしたの・・・ほら見て」
玲霞はその時代の最先端の携帯電話、まだ折り畳み式ですら無かったガラケーで撮られた写真を少年に見せつける。
そこに映っていたのは、両目がくり抜かれ、乳房が切り落とされ、硫酸であちこちがドロドロに溶かされた全裸の祖母の姿だった。お腹のところには、可愛らしいゾウやパンダのイラストが肉をえぐって絵描かれ、膣にはナイフが刺さっている。
「・・・」
少年の瞼が重くなっていく。
正直、目を開けているのでもやっとの状態だ。
「私があの子の頭を撫でて褒めてあげている横で、お爺さんは沢山吐いていたわ・・・失礼よねぇ。
彼は自分の足で立てなくなるまで、私の椅子として使ってあげたわ。動けなくなってからは倉庫に死んだお婆さんと一緒に餓死するまで閉じ込めてあげたの・・・愛する人と一緒に死ねたのだから本望でしょうね」
玲霞は遠い目で自分の凶行を思い返す。
おそらく、本当に彼が幸福に死ねたと感じているのだろう。
「これが、貴方を売った祖父と祖母の話よ。楽しかった?」
「・・・・・」
少年は答えない。
怪訝な顔をした玲霞が問いかける。
「ちょっと、聞いてるのかしら?」
少年を揺するが反応がない。
仕方ないので鞭を顔に思い切り叩きつける。
バシィィィン!!、と凄まじい音が鳴り響き、少年の片目が吹き飛ぶ。
だが反応が見られない。
そこで玲霞はようやく悟る。
「あぁ、死んじゃったのね」
終幕
少年の死体は無惨なものだった。
爪がはがされ、足が燃やされ、顔が玲霞によるリンチのせいで、ボコボコに膨れ上がっている。
体には無数の刺し傷に鞭跡が残されており、さらにはそこから流れ出る血液のせいで元の肌色が見えないくらい全身が真っ赤に染まっている。
背中にナイフで書かれた文字がまた、痛々しい。
あまりにも変わり果てているので、彼の両親や親友にこれを見せても少年と判断することが困難であろう。
それほどまでに凄惨だった。
「疲れちゃったけど、楽しかったわね」
悪魔の所業を平然と成し遂げた彼女は、まるで公園で遊び終えた子供のように清々しい顔で感想を述べる。
目の前の少年に対して可哀そうだという感情は彼女には全く湧き起こらない。
パシャ
彼女は携帯を取り出し少年をいつでも思い出せるようにカメラで保存しておく。
玲霞の携帯のフォルダには過去の出来のいい犠牲者の死体が何枚か納められていた。
そして、動かなくなった少年に彼女は語りかける。
「聞こえてないと思うけど、一応言っておくわ。
私、貴方と遊べて本当に楽しかったわ。生まれ変わったら幸せに生きられるといいわね・・・」
さようなら、と一声かけ、吊るされた少年を残し部屋を去る。
これは聖杯大戦中に彼女らが起こした事件のほんの一例である。
weixiefashi:↑这篇我老早就想翻译了……但是一直懒癌发作……
emmm,这一部里面关于踩踏和踢打的内容实在是太少了。最后也是被鞭子给抽死的.....
拷问1
这里是某户人家的地下室。
地下室里有一个身体全裸,被手铐和脚铐拘束在凳子上的少年,以及一个美女。
美女名为六导玲霞,因为发生了一些事,所以虽然是个普通人,但却卷入到了圣杯战争中,成为了黑Assassin的御主。
玲霞正在收集给黑Assassin提供魔力供给的魔术师的心脏。
因为杀死目标之后再靠自己搜集其他人的信息太耗费时间,所以她的做法是先拷问魔术师,得到想要的情报后再将其杀死。
这户人家的运气不太好。
少年躲在地下室,听着楼上父母被拷问而发出的哭喊声。
但是,拷问结束后来到地下室的玲霞发现了他。
玲霞一边抚摸着受到惊吓的少年的脸,一边用甜美的声音问道:
“你好啊,我是六导玲霞。可以告诉我,其他魔术师的家吗?”
“呜...”
“虽然也试着问你的爸爸和妈妈,不过在问到“还有别的魔术师吗?”的时候,发现他们不知道什么时候已经死了。”
少年想用手捂住耳朵不想听这段话,但是因为戴着手铐,没能做到。
少年还不能使用魔术,所以无法破坏手铐。
父母已经不在了。这件事,少年已经从楼上那没了声息的父母那里猜到了。
“所以说,只能问你了呢。告诉我的话,就饶你一命哦......”
当然,这是假话。让少年活下来对玲霞没有一点好处。
少年会逃到其他魔术师那里说出这件事,传到别的御主那里的话,自己可能就会被盯上了。
少年能选择的,只有轻松的死去,或者痛苦的死去。
少年只知道他的祖父一家是魔术师。
但是他的良心让他决定守住这个秘密。
“不...不告诉你。”
“不告诉我?那就是知道咯......”
玲霞一边说着,一边从口袋里取出钳子。
然后一下子拔下了少年的食指指甲。
“咦啊啊啊啊啊啊啊!!!!”
“好厉害的惨叫啊......”
玲霞就像对其他的事情喃喃自语一样,然后看向了地下室的门。
楼上休息的Assassin应该听不见被这扇厚重的门阻隔住的惨叫声。
希望她正在好好地休息着。
“想说了吗?”
“谁会告诉你......”
““你”?”
噗
“啊啊啊啊啊啊啊啊!!!!”
第二片指甲被拔了下来。
一股从脚窜到头顶的疼痛向少年袭来。
“用这种语气对年长的女性说话可不太礼貌哦。你的父母没教过你吗......”
“呜...”
少年的心又刺痛了一下。
即使10片指甲都被拔了下来,也不能向面前的美女屈服。
至少在看见泼在脚边的液体前,少年还是这么想的。
“泼到腿上的话会全部烧着的......这样也没关系吗?”
“诶...?”
少年一瞬间停止了思考。
闻到了这个液体的味道。
这是......
“看来你已经猜到了,是汽油哦。已经给过你机会了......现在我要烧你的腿了哦。”
“不...不要啊”
咔嚓一声,玲霞打着了手上的打火机,并毫不犹豫的点燃了少年腿上的汽油。
猛烈的火势灼烧着少年的腿,就像营火一样。
“啊啊啊啊啊啊啊啊!!!!!烫烫烫!!!”
少年仰天惨叫,大幅度的挣扎着,但是无法逃脱铁质的手铐脚铐,导致身上的伤势越来越重。
“好温暖啊......”
明明自己就是造成少年苦痛的元凶,看着面前无辜的孩子,玲霞却在想着不合时宜的事。
对她来说,这不仅是拷问的手段,也是暂时能起到暖气作用的方法。
“好烫好烫!!!快灭火啊!!!!”
“是“请灭掉火”才对吧?”
“啊啊啊啊啊啊啊啊啊啊啊啊!!!!!!!”
少年没听到玲霞的说的话,只是单方面的不断恳求着。
“哈,真拿你没办法...”
现在火已经烧到了少年的大腿,如果就这样继续蔓延烧下去,伤到内脏的话,可能就问不到情报了。所以玲霞拿来灭火器。
水从软管中喷涌而出,灭掉了少年腿上的火。
空气中飘散着美味的烤肉香味。但如果想到这是烤人肉的话,大概也不会有什么食欲的吧。
“顺便给你解除锁具吧。”
咔嚓一声开了锁后,玲霞粗暴地把没了束缚的少年从椅子扯到地上。
虽然火已经灭了,但趴在地上的少年的呼吸依旧粗重紊乱。
“你看看,你的腿好像很惨啊。”
精神恍惚的少年硬撑着转头看向自己的腿。
小腿不再是血色红润的健康肉色,而是变成了深红发黑的颜色。
少年不相信这是自己的腿,变得茫然起来。
拷问2
“已经没法自己站起来了呢......差不多该坦白了吧?”
少年无视了玲霞,朝着门的方向爬去。但是门被锁上了,钥匙也在玲霞手上。况且,拖着这样的腿也是爬不了上楼的台阶的。
玲霞坐在旁边的凳子上,交叉双腿,好奇的看着少年打算怎么做。
少年终于爬到了门前,尽全力把手搭在门把手上,咔嚓咔嚓的转动着,但是打不开门。然后转而砰砰的砸门。当然,铁质的大门自然是无法被砸破的。
“呜...呜...”
少年知道自己无法逃脱了,趴在旁边的床上哭了起来。
“...噗”
看到少年的惨样,玲霞忍不住笑了出来,然后站起身来,朝少年走去。靴子踩在地面上发出啪嗒啪嗒的声音,而少年为了逃避现实,用双手捂住了耳朵。
“这幅胆小的姿态...可一点都不像一个男子汉哟。”
一边这么说着,玲霞一边朝少年的侧腹部狠狠地踢了过去。
咚
“啊!!!”
在少年用手护着被踢到的部位的瞬间,玲霞用靴子头部狠狠地顶了少年的胸口处。
咚
“唔...呕”
少年呼噜呼噜地呕出了许多胃液。
“啊拉啊拉,竟然吐了。”
但即使这样,玲霞依旧没有停下的意思。下一脚踢在了少年的脸上。
轻微的“啪嚓”一声,少年的鼻子歪了。
“啊啊啊啊!!好疼!!!”
少年痛苦的捂着鼻子,流下眼泪。
玲霞无视少年的惨叫,朝着少年捂着鼻子的手踢了下去,踢断了少年的手骨。
啪嚓
“啊啊啊啊啊啊啊!!!!”
“还没有结束哦......”
这么说着,为了不让少年护着脸,玲霞抓住少年的手腕,一脚一脚的踢在少年脸上。
咚!啪!
在玲霞的踢击下,少年的脸变得丑陋起来。满脸都是血,嘴唇裂开,鼻子不停冒血,牙齿也断了几颗。
一般来说,对倒在地上的人施加暴力时,不会攻击对方的脸部。
更何况是,像踢沙袋一样,毫不留情地踢一个孩子的脸。
玲霞也不会因此而感到兴奋,但她就是这么做了,这种异常心态一言难尽。
“呼,真是不错的运动啊。”
“哈...哈...”
少年的脸被踢踩了几十下,气息越来越弱了。
“知道自己已经逃不掉了吗...?”
玲霞带着和现在的情况完全不相符的笑容,问向少年。
“是的...不会再...逃跑了。请...原谅我。”
“是吗,太好了。运动完了之后有些累了,稍微休息一下吧。”
休息
“休息”这个词让少年更加绝望了。
有休息,就意味着接下来还会有拷问。
“啊...啊...”
已经无法忍受这样的地狱了,少年做出了那个决定。
“啊拉,怎么了?”
少年把头靠在玲霞的脚背上,从嘴中挤出一句话:“我招了...爷爷的...家。”
羞耻也好,骄傲也好,全都不重要了。
“那就...好好说说吧。”玲霞微笑着说道。
不知是因为从地狱中获得解放而感到安心,还是因为出卖自己祖父的罪恶感,少年一边凄惨的哭着,一边说出了祖父的住所。
休息
“原来如此...那个地方还没有去过呢。”
玲霞点了点头,记了下来。
听到这话,少年安下心来。这样,终于就结束了。
但是,下一句话再度让少年陷入绝望当中。
“那顺便告诉我其他人的家呗?”
“诶...?”
以为已经解脱的少年听到这句意想不到的话,一时哑口无言。
玲霞朝着沉默的少年的腹部再次用尽全力的一踢,“咚”的沉闷一声,少年再次呕吐起来。
“呕......!!!!!”
“...没听到吗?我让你说出其他人的住所啊。”
“不知道啊!!我只知道这一家!!请相信我!!!”
“真的嘛...?总之,先休息一下吧,说不定会想起什么呢。”
玲霞拉着少年的头发,把他拖到椅子处,然后坐了下来,翘着腿,喝了点瓶装水。就在这时,她留意到自己靴子上的污迹,混合着踢少年时沾的血,以及地面上的灰尘。
“喂。”
听到玲霞的声音,趴在地上的少年吓得抖了一下。
“我的靴子...都是因为你而变得这么脏。用你的舌头给我清理干净。”
“...好的。”
“如果你舔不干净的话...杀了你哦。”
第一次听到说要杀了自己,少年一边颤抖着,一边拼命地用小小的舌头舔着玲霞的鞋子。虽然舌头被血和灰尘弄脏,但为了让玲霞满意,少年依旧仔细的舔着鞋子。
但是,玲霞对于少年的努力并不看在眼里。鞋子脏了,再买一双就是了。
让少年给自己舔鞋,不过是休息时有些无趣,找的消遣而已。
很快,右脚的鞋子被舔得干干净净。
“接下来舔左脚的鞋子吧。”
换了下翘着的腿,玲霞把左脚的鞋子伸到少年面前。
少年沉默地舔了起来。
一边看着这样的光景,玲霞一边构思着接下来该怎么继续拷问。
虽然刚才的拷问还不错,但是腿踢得有些累...
平时用刀子割肉的方法也不错,但是对这样的小孩子使用的话,恐怕他很快就会承受不住而死的吧。
那么,精神层面的...比如让他和楼上那不成人样的父母面对面之类的也不错呢。
这样那样考虑了许多的玲霞,突然看到了玻璃橱柜里的鞭子。不是玩SM时使用的道具,而是为了惩罚犯错误的人的强劲的单鞭,甚至可以当做武器吧。
既然如此,就决定接下来的拷问做什么了。
但是,在那之前,现在休息的过程中,玲霞打算问问少年日常相关的事。
至今为止,玲霞已经灭掉了好几个魔术师家族,在那期间,询问那户人家的家庭情况和个人的兴趣爱好,成为了玲霞的乐趣之一。
不是拷问,而是作为乐趣,询问开始了。
“行了,不用舔了,辛苦了。”
少年听到让自己停下来,瞬间松懈了下来。玲霞对着那样的少年说道:“稍微聊聊天吧,不用怕,不会再伤害你了,所以放下心来吧。我想知道关于你的事情...喜欢的事啦,讨厌的事啦,学校的事啦,朋友的事之类的,我想知道关于你的一切。”
玲霞从椅子上站起来,在少年身旁坐下。
“看,是膝枕哟,来躺下吧。”
突如其来的话语让少年有些动摇,然后顺从的躺了下来。瞬间,芳香的香水味将少年包裹起来。玲霞是走在街上,回头率超级高的美女,而现在少年躺在玲霞的膝枕上,无论哪个不知情的人都会羡慕万分。但少年因为惧怕,微微颤抖着。
“那么首先...对了,学校生活开心吗?”
“咦!...开心。”
“明明是魔术师,但是上的是普通的学校...?”
“是的...”
“这样啊,上课有好好听讲吗?”
“那...那个...很认真的。”
“嗯嗯,还不错嘛。如果不好好学习话,就不会成为一名出色的大人哟。”
虽然少年可能已经没有明天了。
之后,又聊了聊少年在学校的情况、朋友、喜欢的人、参加的活动部门等各种详尽的话题。
突然,玲霞想起了楼上放置的那个东西,就这个事情问问他吧。
“说起来楼上有架钢琴呢,这个家里谁会弹?”
“妈...妈妈弹得非常好,唱歌也很好听...”
“是喜欢音乐的人呢...其实我弹琴和唱歌也很厉害呢。好像听一次你的母亲的歌声啊。”
虽然听了不少她的悲鸣声,玲霞轻轻的笑了起来。
少年回想起母亲的惨叫声,一股呕吐感涌了上来,抓紧用手捂住嘴抑制住。
“哎呀哎呀,不好意思,让你想起不好的回忆了。”玲霞轻轻的抚摸着少年的头。
“也不能算是赔礼道歉...给你唱首歌吧,是我喜欢的曲子哦。”
玲霞轻吸一口气,发出了清澈明亮的女高音。
有些讽刺的是,和哄少年睡觉时,母亲唱的摇篮曲是同一首歌。
“~~~?”
听到这样的歌声,想到自己的复杂遭遇、再也见不到的双亲、唱着歌的女人有着无上圣洁的声音,却平白无故的杀人、拷问,还毫无感觉...许许多多的事情涌上心头,眼泪自然而然的涌了出来。
接着,困意向少年袭来。
如果这是个梦就好了...
抱着不切实际的愿望,少年缓缓地闭上了眼,不久便睡着了。
拷问继续
将少年从睡梦中唤醒的不是母亲的声音,而是背上一阵难以忍受的剧痛。
“唔啊!!”
“早上好,似乎是醒过来了呢。”
少年发觉到自己的双手被铁链吊在天花板上,脚勉勉强强能够到地面,即使保持这个姿态就已经很痛苦了。为了少年防止胡乱踢腿,还给他戴上了脚镣。
玲霞走到少年面前,说出了恶魔宣言:“开始拷问的下半场吧,要给你鞭子责罚哟。”
“那...那是...”
少年认识玲霞手上拿的两米长的黑色长鞭,不是对人类用的,而是驱使野兽用的灵装之一。
本来是需要注入魔力来挥舞使用的,但即使不加入魔力,鞭子本身也有很大的威力。
那种鞭子用来人类身上,更不用说用在孩子身上,恐怕全身上下都见不到一块好肉了。
“别担心,我会注意分寸的,所以...加油忍耐住吧。”
玲霞觉得,少年这里得不到其他信息了。所以也没有拷问的必要了。虽然也可以轻松的杀掉他,但玲霞还是决定慢慢的、玩弄般的杀死少年。
咻啪!!
“啊啊啊啊啊!!”
地下室里回响着听上去就令人颤抖的声音。用来杀死野兽的鞭子,朝着柔弱的少年挥了下去。
“所以说啊,如果想让我停下来的话,就说出其他魔术师的家啊。”
咻啪!!
“啊啊啊啊!!!!真的不知道了!!”
咻啪!!
“啊啊啊啊!!!!!”
“呵呵...”
玲霞不停地不停地朝着少年挥舞长鞭,让带着烧伤和淤青的身体上又多出了无数的鞭痕。
即使是经过锻炼的大人,吃了这样一鞭也会瞬间失去战斗能力,更何况是连续沐浴在鞭雨之下,被吊着的少年皮开肉绽,鲜血不断的滴落下来。
“哈啊...哈啊...”
“哎呀哎呀,不止血的话就糟了呢。”
玲霞看上去很高兴的样子,停下来挥舞鞭子的手,如是说道,然后走到少年身边,直接用打火机的火灼烧少年的伤口。
“啊啊啊啊啊啊!!!!!”
滋啦滋啦的烤肉声,伴随着难以忍受的痛苦,换来了止血的效果。
“太好了,血止住了呢。把其他的伤口也烧一下吧。”
“快停下啊!!求您了玲霞大人!!!”
“玲霞大人...太恭维我了。”
玲霞嘻嘻的笑着,贴近了少年,朝他的耳朵吹了口气,然后用皓齿轻轻咬住少年的耳垂,说:“不——行——伤口这么不管不顾的话,可是会感染的哟。”
滋啦!少年身上第二个伤口被火焰灼烧。
“呀啊啊啊啊啊!!!!”
“就像演奏乐器一样呢。我对你施加苦痛,你发出喊叫的声音...虽然这个乐器似乎快要坏掉了。”
也让你的母亲听听我们的合奏吧。玲霞笑着这么想到。
“说起来...你叫的这么卖力,喉咙不干吗?”
“啊...啊...”
正如玲霞所言,少年的喉咙已经干涩了。好几个小时没有摄取水分,又吐了好几次,已经有些轻微脱水的症状了。
“给你施舍一点水吧,脸抬起来,张嘴。”
玲霞抬起少年的下巴。
虽然少年被吊立起来,不过还是玲霞更高一点。
想着终于能喝到水了,少年张大了嘴。但是进入少年嘴里的不是水,而是玲霞的唾液。
“!!??”
虽然感受到了莫大的耻辱,但少年还是指望用这点唾液润润嗓子,他太渴了。
“如你所愿,给你施舍了水分,就没有什么想说的吗?”
“啊...哈...哈...非常...感谢。”
当然,这点水是无法湿润喉咙的。
玲霞当然知道这一点,于是提出了一个建议。
“想好好的喝些水吗?”
“唔!...是的!”
“那么,来玩智力游戏吧。如果你答对了的话,能让你喝水喝到尽兴哟...想玩吗?”
“请务必让我...”
“...知道了。游戏十分简单,在对方的后背上用手指写字,然后猜写的是什么字的游戏...小学的时候和朋友玩过的吧。”
这样的话就十分清楚了,就如玲霞所言,少年小学课间时偶尔会和朋友玩这个游戏。
但是,玲霞在说明的时候,脸上掺杂着嘲弄的笑容。
“但——是——呢,这个游戏用的不是手指,而是...这个哟。”
少年看到玲霞手上的东西后惊愕不已。
那是一把刀刃有十厘米长的小刀。
“我会用这个在你的后背上刻字...有什么问题吗?”
“果...果然还是不...”
果然还是不想玩。少年本想这么说,但话说到一半,被鞭子打断了。
咻啪!!
“呀啊!!”
“那么,开始游戏吧。”
少年没有拒绝的权利。
玲霞绕到少年的背后,把刀刺入柔软的背部。随着咔嗤咔嗤咔嗤肉被切开的声音,大量的血液从刀口中冒出。
“呀啊啊啊啊啊啊啊啊!!!!!”
“~~?”
玲霞一边哼着曲子,一边像漫步于校园里一样自由地挥舞着小刀。
“啊啊啊啊啊!!!疼!疼!疼!”
“挣扎得这么厉害的话,会猜不到写的字是什么的哟。嘛,反正我倒是无所谓啦...”
不管少年怎样惨叫,玲霞都没有停下手上的动作。
出血量越来越多,少年的背部被染得一片红。途中,玲霞为了让少年的反应更加有意思,用小刀咕噜咕噜的转了几圈,给了少年巨大的苦痛。
少年再次发出了惨叫。
“啊啊啊啊!!!”
“呵呵...啊哈哈哈哈哈哈!!”
好开心啊——好开心的游戏啊。
从自己的嘴中发出意想不到的笑声,就连玲霞自己都被吓到了。
至今的人生中都没有过什么乐趣,活着跟死了没什么两样的自己竟然也会笑得这么开心...这都要感谢这个孩子啊...
“...好了,写完了哟,猜到写的是什么了吗?”
“唔...咳唔...”
少年连忍受苦痛都很吃力,根本猜不到玲霞写了些什么。
“时间到,答案是我的名字。很难吗?”
少年沉默不语,低垂着头喘着气。
玲霞朝着沉默的少年的胳膊,将小刀连根刺入。
“啊啊啊!!!”
“啊、咕啊啊!!!”
“作为你没答上来的惩罚游戏,要用小刀刺你了哟,会避开致命的地方的,所以现在还不可以死哟。”
玲霞再一次将小刀刺入少年的胳膊。少年的惨叫声和最初相比,声音变小了许多。不仅仅是胳膊,少年的双肩、双手、大腿、后背,以及被烧伤的小腿都没躲过被刺的命运。玲霞的手法也在不停变化着,有时候是一口气刺下去,有时候是慢慢的划进去,有时凑到少年的耳边,带着蛊惑的笑容问道:“痛不痛啊”,然后享受着少年那充满恐惧的神情。
欺骗
“这样就差不多了吧。”少年的身上被刺伤几十处,宣告惩罚游戏的结束。从伤口流出的血把少年全身都染成血红色。
“然后再回到拷问上。”
“啊...唔...”
“怎么了?有什么想说的?”
少年发抖的嘴唇中发出微弱的声音,玲霞为了能听清,所以凑近了上去。
“不...想...死...”
这句话让玲霞有些惊讶。至今为止,玲霞拷问过的大人里,受到了这么大的苦痛,都是希望自己赶快死,烦人得很。
“是...这样吗?但是很抱歉,我要杀死你。要怪就怪自己的命不好吧。”
瞬间,玲霞不再控制着力道,用力挥鞭抽在少年身上。
咻啪!!一声巨响,少年从胸到腹部之间的一块肉被抽了下来。
“唔...”
少年没有惨叫,只是发出一阵短暂的苦闷声。
已经没有喊叫的力气了。
而玲霞的鞭子像暴风雨一般落在少年身上。
“啊...唔...”
“已经没有喊叫的力气了吗?还想听听你更多的惨叫声呢。”
“咕...哈...哈...”
少年的反应变得无趣起来,所以玲霞转为精神方面的攻击。
“其实,告诉我你家位置的,就是你的爷爷哦...”
“诶...?”
少年的脸上浮现出困惑之情。
看到这样的表情,玲霞满意的笑了。
“嗯嗯,就是这样的。刚才的询问都是演给你看的。你的爷爷和你一样,刚开始都抱着绝对不说的决心呢...”
为了让少年听清楚,玲霞贴到少年的身旁。
“我让你那腰杆瘦弱的爷爷四肢着地当我的椅子,威胁他“如果撑不住倒下的话,就杀了老婆子。”然后,在他的面前,我的...女儿,用刀子和硫酸给老婆子做了个轻微整容秀。然后你的爷爷哭着说“我会告诉你的,请饶过我的妻子。”,接着坦白了一切...还真是深爱着他的妻子呢。”
“请...请停下...”
少年微乎其微的声音的恳求,让玲霞轻轻笑了起来。
“在他说出所有情报之后,又和他们夫妻二人好好地玩了不少游戏呢...因为我的女儿用刀子割老婆子的肉作画的时候,你的爷爷说什么“我已经全都告诉你了,所以请住手”,打扰了我女儿的兴致,所以我把他带到其他屋子里放置了。”
少年不知道今天第几次呕吐了,但吐的不是胃液,而是大量的血。
“说起来,放置什么的,还有些色情呢...我递给他一个杯子,告诉他“舔我的鞋子的同时,把你的精液装满这个杯子。做到的话,我就饶你妻子一命。”虽然知道自己做不到,但他还是拼命的舔着我的鞋子,同时撸起了他的阴茎...在射了三发之后就不行了,嘴上还念叨着“已经射不出来了”。我为了帮助他,说:“给你看个好东西加加油”,然后掀起裙子,让他看我的内裤。他一边哭得像个小孩子,一边盯着我的内裤撸着。那个样子也太好笑了...”
不要紧吧?看上去好像是死了的样子。玲霞一边挂念着,一边继续说道:
“然后,我的女儿的作品也完成了。于是我给爷爷看了...你也看看吧。”
玲霞用那个时代最先进的手机,找出拍的照片给少年看。照片里显现出来的,是双眼被挖去、乳房被切下、身体被硫酸腐蚀的这一块那一块破破烂烂的全裸的祖母。在腹部的位置,画着看上去可爱,实则有些恐怖的大象、熊猫之类图画,胸前插着一把刀。
“...”
少年觉得眼皮变得沉重起来。不过说实话,即使睁着眼,状态也好不到哪里去。
“我抚摸着那个孩子的头部夸奖她的时候,爷爷吐了好多好多...真是失礼呢。他一直做我的凳子,直到他站不起来。然后因为动不了了,就把他和死去的婆婆一起关到仓库里饿死...和心爱的人一起死去,是他的心愿吧。”
玲霞回想起自己犯下的凶行。说不定,爷爷他真的是在幸福中死去的呢。
“这就是关于出卖你的祖父母的事情,听得开心吗?”
“......”少年没有回应。
玲霞带着惊讶的神情问道:“喂,有在听吗?”
试着摇了摇少年,但依旧没有回应。没有其他办法,玲霞朝招少年的脸部狠狠地抽了一鞭。
啪!!的一声,回响着凄惨的鸣响,少年的一只眼被抽飞了,但依旧看不到有什么反应。于是,玲霞终于明白了。
“啊,死掉了呢。”
落幕
少年的尸体十分凄惨。指甲被剥下、腿部被烧伤,脸因为玲霞的殴打肿的一块一块的。身体上有无数的刺伤和鞭痕,因为伤口出血的缘故,已经看不到一点肉色了,全部被血色覆盖。背部用刀刻的字,看上去非常可怜。即使是他的双亲或亲友,也认不出这样的少年了。真的很凄惨。
“虽然有些累,不过挺开心的。”
做出了恶魔般行径的女人,就像在公园里玩够之后的孩子一般做出了感想。她对面前可怜至极的少年毫无怜悯与可惜之情。
咔嚓
为了以后能回想起来这个少年,玲霞取出手机拍了照片保存下来。
玲霞的手机里有个文件夹,存着之前所有牺牲者的尸体的照片。
拍完照后,玲霞对着一动不动的少年说道:
“虽然你已经听不到了,但我还是想告诉你,我和你玩的真的很开心。希望你下辈子能过得幸福。”
玲霞小声留下一句“永别了”,离开了吊着少年的地下室。
这只是在圣杯大战中,这个女人的所作所为的其中之一而已。
赶在元旦结束前翻完了。第一次做相对正式的翻译,有一些翻不对、翻不准、不通顺的地方,还请各位大大见谅。
这个故事的背景是FATE系列,魔术师、御主、assassin这些即使不知道也不影响阅读,毕竟主要内容还是女主对少年的所作所为。
话说真的挺过分的。我本人还是挺不喜欢血腥、死亡等因素的,但是翻译都启动了,半途而废也不太......
嗯,就这样吧。
哇,太感谢了
很早就喜欢这一篇了
六导玲霞的人设我也是大爱的
感谢楼主